不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

首都圏住宅地地価、中古マンション価格とも安定推移/野村不動産アーバンネット調査

 野村不動産アーバンネット(株)は6日、2011年1月1日時点の首都圏の住宅地地価および中古マンション価格動向の調査結果を発表した。四半期ごとに実施しているもので、調査地点は住宅地140地点、中古マンション216地点。

 住宅地地価は、四半期比較で「値上がり」を示した地点が20.0%(前回16.4%)、「横ばい」が65.7%(同70.7%)、「値下がり」が14.3%(同12.9%)。首都圏エリア平均は0.4%(同0.0%)とやや上昇し、価格は安定推移している。

 一方、中古マンション価格は、四半期比較で「値上がり」を示した地点が 10.2%(同11.1%)、「横ばい」が66.7%(同69.0%)、「値下がり」は23.1%(同13.0%)やや弱含みの兆しが見られた。それでも、首都圏エリア平均では、▲0.3%(同▲0.3%)となり、横ばい傾向を維持している。

 なお年間ベースの地価変動率は、首都圏エリア平均で2.6%(同2.2%)、中古マンション価格変動率は、首都圏エリア平均で1.1%(同1.7%)となった。


最新刊のお知らせ

2024年5月号

住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには? ご購読はこちら