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インターネット上の物件広告標準化をめざし、フォーマットを策定/FRK

 (社)不動産流通経営協会(FRK)はインターネット上の物件広告に関する標準フォーマットを策定、23日に同協会ホームページで公表した。

 不動産物件情報サイトを閲覧する消費者が年々増加するなか、各サイトが表示する物件広告の項目が異なったり、また同じ項目でも定義に差異があり、標準フォーマット導入の必要性が高まっていた。同協会では平成22年度事業計画にフォーマット策定を盛り込み、重点課題として検討していたもの。

 今回策定したのは売買仲介のフォーマットで、「基本情報」「関係事業者情報」「物件情報」「所在地・交通情報」「価格・契約情報」「オプション情報」「その他情報」など、7つのカテゴリーに整理、項目を加除した。

 今後、同協会が運営する物件情報サイト「home navi」で採用、提携する不動産情報提供サイト(Yahoo!JAPAN、NIKKEI NET)でも公開されるが、他の民間サイトを含めた実装の検討・調整を平成23年度に、システム改訂を24年度に実施。運用開始は25年度になる予定。

 賃貸物件や新築物件に関する標準フォーマットも引き続き検討していく。


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