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複合ビル「(仮称)日本橋本町二丁目計画」を着工/三井不動産、アステラス製薬

「(仮称)日本橋本町二丁目計画」江戸桜通り(現地西南側)からの外観パース

 三井不動産(株)とアステラス製薬(株)は28日、オフィスと店舗からなる複合ビル「(仮称)日本橋本町二丁目計画」(東京都中央区)を着工した。

 同プロジェクトは、三井不動産とアステラス製薬の子会社である(株)ロータスエステートが、地上17階地下2階塔屋2階建ての複合ビルを共同で建設するもの。三井不動産はロータスエステートよりプロジェクトマネジメント業務を受託している。

 東京メトロ銀座線・半蔵門線「三越前」駅徒歩3分に立地、三井不動産が再開発を進める「室町東築開発計画」に連なる「江戸桜通り」と「昭和通り」の結節点に位置する。鉄骨造一部鉄骨鉄筋コンクリート造・鉄筋コンクリート造で、敷地面積2,364平方メートル、延床面積2万7,465平方メートル、専有面積1万5,591平方メートル。

 江戸桜通り沿いには桜並木を配置。約100平方メートルの緑地や高さ約14mの開放的なピロティ空間を設け、快適で賑わいのある歩行者空間を提供する。また、機能性と環境付加低減の両立をめざし、アクティブデザインとしてLow-e複層ガラスやLED照明などの設備・部材を採用。一方、パッシブデザインとして日射負荷の高い西面に建物コアを配置、東面は開口を絞った石の縦連装のデザインとした。


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