国土交通省は18日、「マンション修繕積立金に関するガイドライン」を公表した。
「マンションの修繕積立金等に関する検討会」（委員長：秋山哲一東洋大学理工学部教授）における検討結果を踏まえたもの。
新築マンションの購入予定者に対し、修繕積立金に関する基本的な知識や修繕積立金の額を示し、分譲事業者から提示された修繕積立金の額の水準等についての判断材料を提供することが目的。
同ガイドラインでは、専有面積当たりの修繕積立金の額、機械式駐車場がある場合の加算額を示すとともに、目安を活用する際の留意点や算定例、修繕積立金の積立方法などが記載されている。
なお、一般的に使用される材料や設備等は社会的な環境や生活様式の変化に併せて変化し、また、修繕工事の内容や工法についても技術開発の進展に伴い異なるため、今後も長期修繕計画の事例収集等を積み重ね、随時、見直しを図る方針。
詳細は同省ホームページを参照のこと。