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首都圏賃貸成約数、2年8ヵ月ぶりに全エリアで2ケタ増/アットホーム調査

 不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は27日、同社の全国不動産情報ネットワークにおける8月期の居住用賃貸市場動向を発表した。

 同月の首都圏居住用賃貸物件登録数は、26万58件(前年同月比24.6%増)。首都圏平均の登録賃料は、賃貸マンションが1平方メートル当たり 2,510円(同▲5.6%)と4ヵ月連続のマイナスに。賃貸アパートは2,000円(同▲1.0%)と11ヵ月連続のマイナスとなった。戸当たりでは、賃貸マンションが9万7,400円(同▲7.8%)で3ヵ月連続のマイナス。賃貸アパートが6万200円(同▲2.1%)で、16ヵ月連続のマイナスとなった。

 一方、成約件数は1万4,679件(同18.3%増)と、4ヵ月連続の2ケタ増。全エリアでの2ケタ増は2年8ヵ月ぶりとなった。
 また、23区の成約物件の面積別割合は、50~70平方メートルのマンションが17.3%(同4.8%増)と、好調を続けており、ファミリー層の都心回帰の動きがみられた。

 1平方メートル当たりの成約賃料は、賃貸マンションが平均2,530円(同▲5.2%)と3ヵ月連続のマイナス。賃貸アパートは1,900円(同▲4.0%)と14ヵ月連続のマイナスとなった。1戸当たりの成約賃料は、賃貸マンションが9万7,700円(同▲3.4%)と3ヵ月連続のマイナス。賃貸アパートは6万2,700円(同▲2.9%)と8ヵ月連続のマイナスとなった。


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