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共働き子育て世代向け住宅「xevo Li」を公開/大和ハウス工業

落ち着いたブラウンのサッシやレーンボードルーバーを採用。「この落ち着いた外観デザインも非常に好評を得ている」(営業本部住宅事業推進部主任・佐々木信綱氏)
まちづくりではコミュニティにも配慮し、道路空間を居住者のための共有空間として整備している。写真は街区の中央に設けられた公園のようなスペースである「道コモンゾーン」
カウンターキッチンに大きなテーブルを付設することで、ダイニングキッチンのコンパクト化を計った「スマートダイネット」
階段の踊り場に設けられた、書斎や子供の宿題スペースに活用できる「ファミリーステージ」

 大和ハウス工業(株)は21日、共働き子育て世代をターゲットに販売を開始した企画提案型住宅「xevo Li(ジーヴォリアン)」モデルハウスを、千葉県市原市の同社分所地内「かずさの杜 ちはら台」で公開した。

 「かずさの杜 ちはら台」は、同社と積水ハウス(株)が共同で開発・販売している戸建分譲地。JR外房線「鎌取駅」からバスで14分に立地。景観法に基づく景観計画案を提案。電線の地中化や南北を貫く幅員9mのバリアフリー道路の開設、コモンスペースの設置、生垣・中高木を生かした緑化などにより、美しいまち並みを創出している。

 今回、公開された、共働き子育て世代向け企画住宅「xevo Li」は、6日に発売を開始。震災以降の「絆」意識の高まりを受け、育児・家事への参加意識が高い父親のいる共働き子育て世代をターゲットとした、企画提案型住宅で、家族の絆を育むことを目的に、同社がこれまで蓄積してきた子育てのノウハウを投入している。

 モデルハウスは、大型収納「メガ土間ストレージ」や、カウンターキッチンに大きなテーブルを付設した独自の提案で、従来の対面キッチンに比べコンパクトなDKを提案する「スマートダイネット」、階段の踊り場を拡張することで、書斎や子供の宿題スペースに活用できる「ファミリーステージ」などを導入。

 外観は、シンプルなシルエットを基本に、深い軒下を持つバルコニーや、大きな開口、木調のレーンボードルーバー、ブラウンのサッシなどを取り入れ、落ち着いたデザインを採用した。

 なお、今回のモデルハウスは、土地面積178.47平方メートル、建物面積130.73平方メートルで、販売価格は未定。建物本体の販売価格は、3.3平方メートル当たり54.6万円から。


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