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新設住宅着工戸数、減少幅縮小も3ヵ月連続で前年割れ/国交省

 国土交通省は12月27日、2011年11月の新設住宅着工戸数を発表した。

 同月の新設着工戸数は7万2,635戸(前年同月比▲0.3%)と、減少率は大幅に縮小したものの、3ヵ月連続の減少となった。新設住宅着工床面積も648万8,000平方メートル(同▲0.1%)と3ヵ月連続の減少。季節調整済年率換算値は、84万5,000戸となった。
 
 利用関係別では、持家が2万5,849戸(同▲5.1%)で3ヵ月連続の減少。貸家も2万4,446戸(同▲8.5%)で3ヵ月連続の減少だった。一方、分譲住宅は2万985戸(同13.1%増)と2ヵ月連続の増加。内訳は、マンションが1万1,105戸(同24.5%増)と2ケタ増で、2ヵ月連続の増加。一戸建住宅も9,751戸(同2.6%増)で、3ヵ月ぶりに増加した。


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