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初の競売不動産取扱主任者認定資格、448名が合格

 一般社団法人不動産競売流通協会(東京都港区、代表理事:吉村光司氏)は24日、2011年12月4日に行なった「平成23年度競売不動産取扱主任者」認定試験の合格者を発表した。

 同資格は、一般消費者に対して競売不動産の入札から、落札、明け渡しまでに必要な知識および能力など、競売不動産に関する一定水準の知識、能力を証明するもの。資格制度を設けることによって、トラブルを防止し、消費者に対して安心を与えるほか、事業者の信用力、信頼感の向上につなげていく。

 初の試験となった今回は、受験申込者1,216名、受験者1,065名に対し、合格者は448名、合格率42.0%となった。受験資格が宅地建物取引主任者試験合格者であることから、受験者の98%が宅建主任者証保有者。男女比は約9対1だった。

 なお、今年度の試験は、12月4日(日)に実施予定。3月にも詳細を発表する。


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