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11年の首都圏マンション供給戸数、前年比3.9%減少。4万5,479戸/東京カンテイ調査

 (株)東京カンテイは26日、2011年の首都圏新築マンションの供給戸数・価格動向を発表した。

 首都圏の供給戸数は4万5,479戸(前年比▲3.9%)と、震災の影響により年初の計画から1万戸弱減少となった。都県別では、埼玉県が3,953戸(同▲25.1%)、千葉県が2,708戸(同▲22.1%)と減少、東京都が2万7,705戸(同▲1.0%)と横ばい、神奈川が1万1,113戸(同4.8%増)と唯一増加し、地域偏在が顕著となった。

 首都圏の平均価格は4,277万円(同▲2.1%)、平均坪単価は219.1万円(同▲0.7%)となった。都県別では、埼玉県3,459万円(同▲4.8%)、千葉県3,726万円(同▲1.4%)、東京都4,637万円(同▲0.5%)、神奈川3,973万円(同▲1.6%)と、すべて下落し、特に埼玉の価格下落幅が大きい結果となった。


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