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中古マンション価格、「雨」が13地域に増加/東京カンテイ調査

 (株)東京カンテイは31日、2011年12月度の「中古マンション価格天気図」を発表した。全国47都道府県のファミリータイプ中古マンションの流通事例価格を月ごとに集計し、価格変動を「天気マーク」で表示したもの。価格が上昇傾向にある場合は「晴」、下落傾向にある場合は「雨」と表記している。

 同月は「晴」が前月と同じ5となり、「薄日」が13から11に減少した。「曇」は4から9に増加した一方、「小雨」は13から9に減少。「雨」は12から13に増加し、最多となった。
 「晴」の5地域のうち、4地域が前月から「晴」を維持している一方、「雨」の13地域のうち8地域は連続して「雨」となっており、価格の上昇地域と下落地域がはっきり分かれていることがわかる。

 「雨」が多いのは首都圏、北陸地方、山陰地方となり、「晴」は山陽から九州・沖縄地方に限定された。特に九州・沖縄地方は価格の上昇傾向が目立った。

 調査の詳細は同社のホームページを参照のこと。


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