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中古マンション価格「雨」は減少。価格はやや回復傾向に/東京カンテイ調査

 (株)東京カンテイ27日、2012年1月度の「中古マンション価格天気図」を発表した。全国47都道府県のファミリータイプ中古マンションの流通事例価格を月ごとに集計し、価格変動を「天気マーク」で表示したもの。価格が上昇傾向にある場合は「晴」、下落傾向にある場合は「雨」と表記している。

 同月は「晴」が前月の5から6に増加した一方、「薄日」が11から9に減少した。「曇」は9から10に増加し、「小雨」も9から最多の14に増加。「雨」は13から8に減少したことから、全国的にやや回復傾向にあることがわかる。

 「雨」「小雨」が多いのは首都圏、北陸地方、山陰地方となり、「晴」は山陽から九州地方に多くなっている。依然としてほぼ西日本だけに分布する状況で、波及する様子は見られない。

 調査の詳細は同社のホームページを参照のこと。


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