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全日、創立60周年記念式典を開催

記念式典の模様
「全日は、今月中の移行認定申請を行なう予定」と話す、川口理事長

 (社)全日本不動産協会(理事長:川口 貢氏)の創立60周年、および(公社)不動産保証協会(同)創立40周年の記念式典・祝賀会が14日、ホテルニューオータニ(東京都千代田区)で行なわれ、全日役員、国会議員、官庁関係者など600名を超える来賓が参加した。

 5年ごとに行なわれてきた記念式典は、毎回三笠宮崇仁殿下を迎えていたが、今回はご高齢の殿下に配慮し、参加を見送っていただいた。殿下からは「全日本不動産協会の弥栄(いやさかえ)をお祈りいたします」というメッセージが送られた。

 式典の冒頭挨拶にたった川口理事長は「われわれは、1952年の宅地建物取引業法制定とともに設立された、日本最古の不動産業界団体。昨年11月には消費者保護という社会的責任が認められ、保証協会が公益社団法人として認可された。全日についても、今月中の移行認定申請を行なう予定だ。東日本大震災以後、安全安心の住まいを提供するという使命は、より重要視されている。これからも生活者の視点でいっそう消費者利益に資する活動を展開していく」などと語った。

 このほか式典では、会員への理事長功績章(226名)、感謝状(2,979名)の授与が行なわれた。


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