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HEMS「スマートハイム・ナビ」を7月から機能強化/積水化学工業

「見える化」機能を強化

 積水化学工業(株)は24日、同社のコンサルティング型ホームエネルギーマネジメントシステム(以下:HEMS)「スマートハイム・ナビ」搭載住宅が4月末時点で1万戸を突破したと発表。合わせて、7月より「スマートハイム・ナビ」の機能強化すると明らかにした。

 HEMSの「見える化」機能を強化し、ユーザーの節電をサポートするのが特長。蓄電池に関する情報表示もできるようにするほか、消費量の前年比較や売電買電金額の履歴表示等、エネルギー消費の表示も追加する。7月にはアンドロイド端末専用アプリを搭載した、タブレット小型モニターを追加の予定。

 また、光熱費等のコンサルティングの窓口となる「スマートハイムFANサイト」では、ユーザーの属性を800パターンに増やし、省エネアドバイスの種類も約3万パターンに増大。よりきめ細やかなコンサルティングを可能とする。

 さらに、PVの適正な発電と蓄電池の経年劣化等、設備の状態を診断する見守りサービスをスタートする。「スマートハイム・ナビ」を通じて同社が状態をチェック、以上があればユーザーに知らせるというもの。PVについては4月より、蓄電池については10月より提供を開始する。


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