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制震装置「MGEO」シリーズ、搭載数2万棟を突破/ミサワホーム

MGEO(エムジオ)シリーズ
MGEO設置イメージ

 ミサワホーム(株)は24日、制震装置「MGEO(エムジオ)」シリーズの受注ベースの搭載数が累計で2万戸を超えたと発表した。「MGEO」は地震エネルギーを吸収して揺れを抑えるオリジナルの制震装置で、同社が2004年12月から販売しているもの。

 敷地形状や地盤などに制約されず、かつ手の届くコストを実現した商品。テコの原理を応用した「変位拡大機構」と、高減衰ゴムを使用した「制震ダンパー」を組み合わせることで、地震や台風などで建物に加わるエネルギーを最大で約半分に軽減。住まいの損傷を最小限に抑え、繰り返す余震にも対応する。

 震災前は1~2割程度で推移していた「MGEO」の戸建住宅の搭載率は、震災以降に急上昇し、昨年度は5割超。首都圏や近畿、東海、甲信越など、搭載率が7~8割に達しているエリアもあるという。


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