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都市空間部門対象に「自由が丘地区」など3地区/国交省「都市景観大賞」

 国土交通省は28日、平成24年度都市景観大賞「都市空間部門」「景観教育・普及啓発部門」の受賞地区・団体を発表した。

 同賞は、「景観法」の基本理念に基づいた、良好な景観形成の動きを国民運動として全国展開する普及啓発活動等を推進することを目的としたもの。
 「都市空間部門」は、公共的空間と建物等が一体となって良質で優れた都市景観が形成され、市民に十分に活用されている地区が対象。「景観教育・普及啓発部門」は、小中学校における景観に関する教育、意識啓発、知識の普及等に取り組んでいる活動が対象。優れた地区・活動に対し、「大賞」(国土交通大臣表彰)、「優秀賞」などを授与する。

 「都市空間部門」の大賞には、「自由が丘地区」(東京都目黒区)、「甲陽園目神山地区」(兵庫県西宮市)、「吹屋地区」(岡山県高梁区)の3地区が選ばれた。優秀賞は、「創成川通・狸二条広場地区」(北海道札幌市中央地区)を含む4地区、特別賞は1地区。
 「景観教育・普及啓発部門」の大賞には、「歴史や文化を活かしたまちづくりと工業高校の建築教育支援」(福井県南越地区)が選ばれた。優秀賞は、「札幌市 子ども向け都市景観・都市計画普及啓発活動」(北海道札幌市)を含む3団体。


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