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フランスから石巻市へ、コミュニティ施設を寄贈/国交省

建物外観写真

 国土交通省は1日、フランス国民の寄付によって宮城県石巻市で建設中の集会所、「鹿妻南コミュニティハウス」の完成を発表した。5日に引渡式および植樹式が行なわれる。

 在日のフランス人建築家リシャール・ブリア氏が企画した同プロジェクトは、日仏に拠点のある(財)フェール城桜協会がフランス国民から募った寄付金等を基に建設したもの。

 省エネの工夫を凝らしたECOコミュニティハウスとして、“ゼロエネルギー”、“エナジーポジティブ”など優れたエネルギー性能を持つ次世代の建築スタイルを導入して建設されており、今後は、復興の拠点として、フランスをはじめとする各国の人々との幅広い世代の文化交流の場として利用されることが期待されている。

 引渡式・植樹式は5日(火)11時より、同コミュニティハウスで実施される。所在地は、宮城県石巻市鹿妻南2-319-1。


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