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川崎・武蔵小杉の「防災マンション」、1期300戸を即日完売/三井不動産レジデンシャル

 三井不動産レジデンシャル(株)は4日、3日登録受付を締め切った「パークシティ武蔵小杉ザ グランドウイングタワー」(川崎市中原区、総戸数506戸)の1期300戸が、登録組数369組を集め即日完売した。

 同物件は、東急東横線・目黒線「武蔵小杉」駅と、商業施設を介し直結する地上38階建て・制震構造のタワーマンション。東日本大震災を受け、防災対策を徹底したのが特徴。受水槽や各階の防災備蓄倉庫などに1世帯当たり1,000リットルの水を確保。72時間稼働の非常用発電機で、各住戸のLED照明を点灯、震災時でも3基のエレベータを動かす。トイレも、3日分の汚水槽を確保するほか、匂いを完全密封する簡易トイレ、マンホールトイレを備蓄している。

 1期の販売価格は、3,300万円台~1億200万円台、最多価格帯5,500万円台、坪単価は約291万円。総来場組数は2600組だった。


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