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月島で大規模シェアハウス開発へ。竣工は2013年7月/イヌイ倉庫

 イヌイ倉庫(株)は18日、所有地の再開発計画「(仮称)Co-12計画」(東京都中央区、総居室数644)における新築工事に着手した。

 同計画は、東京メトロ有楽町線・都営大江戸線「月島」駅、都営大江戸線「勝どき」駅徒歩5分の月島3丁目で計画しているもの。敷地面積6,647.62平方メートルの地に、職住近接の住まいを開発する。

 建物は鉄筋コンクリート造地上8階、地下1階で、3棟構成とし、644の住室のほか、プライベートガーデンやライブラリー、本格厨房などの共用施設も用意する。

 “Co-Living”という居住シェアの概念を取り入れ、居住者が住室内の空間や設備を部分的に共同利用することで、人と人が関わり合う暮らしを実現する。プライベートな居室空間(全644室)では、セキュリティと遮音性を確保した上で、寝室(ベッド付き)やシャワーブース、トイレ、収納、エアコン等を整備する。また、共用設備として2タイプの自由で豊かなパブリック空間を用意。50~70人を対象とした全12の空間には、共同利用できる2層吹き抜けのリビング空間(談話コーナー、給湯コーナー、ランドリー、ゴミ置き場等)を設置する。また全入居者を対象とするパブリック空間には、大浴場、ジム、ライブラリー、シアタールームなどを設備する。

 総事業費は約60億円。竣工は2013年7月を予定。


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