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建設工事受注高、3ヵ月連続で増加/国交省調査

 国土交通省は9月28日、2012年8月の「建設工事受注動態統計調査」を発表した。

 同月の受注高は、8,247億円(前年同月比8.7%増)と3ヵ月連続で増加。国内では公共工事、民間工事共に増加となり、国内合計は8,019億円(同11.6%増)と5ヵ月連続の増加した。

 民間工事は5,373億円(同2.4%増)と3ヵ月ぶりの増加。製造業では▲30.5%、非製造業では15.4%増となった。発注者別では、不動産業、電気・ガス・熱供給・水道業、卸売り、小売業等が増加し、製造業、情報通信業、サービス業等が減少した。工事種類別では建築が減少し、土木が増加した。住宅、店舗等が増加し、工事・発電所、事務所・庁舎などが減少した。

 公共工事は2,246億円(同40.3%増)と8ヵ月連続の増加。国の機関(同137.1%増)は3ヵ月連続の増加、地方の機関(同16.5%減)は4ヵ月ぶりの減少。発注者別では、国の機関は、すべて増加した。地方の機関は、地方公営企業、地方その他が増加し、それ以外が減少した。工事種類別では、建築、土木ともに増加。道路、医療・福祉施設等が増加し、土地造成、娯楽施設などが減少した。


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