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ワンストップショップの積極出店で、25年には100店舗に/ハウスドゥ全国大会

ハウスドゥのFC加盟店向け第6回全国大会の様子。当日は全国から約650名が参加した
「ワンストップショップ『住宅情報モール』の積極展開を加盟店の皆さまとともに行なっていく」と話す安藤社長

 (株)ハウスドゥ(東京都千代田区、代表取締役:安藤正弘氏)は23日、同社が展開する売買仲介のフランチャイズネットワーク加盟店向けの第6回全国大会を、ホテルグランヴィア京都(京都市下京区)で開催した。当日の参加者数は約650名。

 10月時点で全国加盟店舗数は241店舗(そのうちオープン準備中62店舗)。12年度は、ブランディングを強化し、テレビやラジオCMを全国で放送した結果、総合物件サイトへのアクセスが前年同月比で2.3倍になったほか、各店舗における来店率の増加など効果を出していると発表した。そのほか、e-ラーニングの導入、共同資材仕入れの開始、住宅ローン・保険などファイナンスサービスの支援などの実施についても報告を行なった。

 今後の業務方針では、加盟店向け営業支援ツール「DO NETWORK!」を大幅改良し、スピード、安全性、操作性を向上させ、今年11月にはリリースすることを発表。また、これまで直営店として全国6店舗展開している「住宅情報モール」(売買仲介のほか、リフォーム、新築、融資、保険などにも対応するワンストップショップ)を年内に埼玉県と広島県で2店舗オープンするほか、FC店舗による第1号店舗を来年にオープン予定であると公表した。

 同社代表取締役の安藤氏は「『住宅情報モール』出店を積極的に展開している。ワンストップで行なうには専門知識も必要だが、反響や売上・利益ともに高い。今後はFC加盟店向けにもモール店舗化を推奨していくため、さらに研修などサポート体制を強化していく。まずは、2025年に住宅情報モール店舗を100店舗体制にすることを目指す」と述べた。

 そのほか、「仲介売上高部門」「受託件数部門」など各部門の優秀店舗への表彰も実施。今年から「女性エージェント賞」を創設し、女性活用を積極的に行なっている店舗に対しても表彰を行なった。


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