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岐阜支店で環境配慮型オフィスの実証実験を開始/大和ハウス工業

実証実験を行なう「大和ハウス岐阜ビル」外観

 大和ハウス工業(株)は26日より、次世代の環境配慮型オフィスの実証実験を「岐阜支店」(岐阜県岐阜市、鉄骨造地上4階建て)で開始する。

 同社は、法人向けの建築物について、2020年までに環境負荷「0(ゼロ)」(運用時のCO2排出量ゼロ)を目指す「Smart-Eco Project(スマートエコプロジェクト)」に取り組んでおり、今回の実証実験は、そのプロジェクト第4弾。
 多機能タイプの外装フレーム「D’sフレーム」や、吹き抜け空間「エコボイド」の採用など、自然の力を生かす「パッシブコントロール」に力点を置いた実験を実施する計画。併せて創エネや高効率設備による「アクティブコントロール」、それらを適正に制御する「スマートマネジメント」を組み合わせることにより、同社従来建築と比較してCO2排出量50%以上の削減を目指していく。

 同社では、効果を検証した環境配慮技術を、次世代オフィスの開発に活用していくとともに、同事務所をショールームとしても活用していく方針。


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