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埼玉・越谷レイクタウン駅前で大規模マンション発売/大京

「グランアルト越谷レイクタウン」完成予想図
モデルルーム内部。同社オリジナルの「L'sキッチン」などを標準採用しながら、住友不動産のアドバイスによる設備機器なども盛り込まれている

 (株)大京は、JR武蔵野線「越谷レイクタウン」南口駅前に大規模マンション「グランアルト越谷レイクタウン」(埼玉県越谷市、総戸数381戸)を発売する。

 同物件は、(独)都市再生機構(UR都市機構)が基盤整備を進めてきた越谷レイクタウンのなかでも、新たな住街区として2013年度中をめどに区画整理が進む駅南口エリアに位置。同社は11年末、URから土地を取得。同街区初のマンションとして開発する。住友不動産(株)が、企画段階から事業に参画。物件名も両社JVの「グランアルト」となる。施工は(株)長谷工コーポレーション。

 「商品の質を落とすことなく、一次取得者の手の届く価格で提供する郊外マンション」(同社執行役員首都圏第一支店長・世利幸仁氏)として、今後の同社の郊外型マンションのフラッグシップとして、自社オリジナルの水回り、ライブラリーやカフェサービス、約1,500平方メートルの庭園、バイリンガルによる子供英会話教室などの共用施設とサービス、電力一括購入、太陽光発電&雨水利用、カーシェアリングサービスなどを盛り込んだ。一方で、住戸スパンの均一化、ALCコンクリート使用による軽量化などで建築費を約20%圧縮した。

 住戸は、3LDK・4LDKの43タイプ、専有面積65~95平方メートル。販売価格は、2,400万円台~4,500万円台。平均坪単価約130万円。これまでに、約1,100組の反響を集めており、12月中旬からの第1期販売では、約100戸を分譲する予定。

 なお、「ライオンズ」ブランドではなく「グランアルト」を採用した理由について同氏は「グランアルトはこれまで9棟分譲し好調に売れてきた。広域から集客できる集客力の強い、縁起のいい名前なので、これからも集客力を重視する物件で採用していく」とした。


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