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中古マンション価格天気図、価格が安定傾向に/東京カンテイ調査

 (株)東京カンテイは25日、2012年9月度の「中古マンション価格天気図」を発表した。全国47都道府県の、ファミリータイプ中古マンション流通事例価格を月ごとに集計し、価格変動を「天気マーク」で表示しているもの。価格に上昇傾向があるときは「晴」、下落傾向にあるときは「雨」で表している。

 9月度は、「晴」が前月の6から7地域に増加、「雨」が15から13地域に減少した。「小雨」は9から5地域に減少し、「曇」は8から14に増加、「薄日」は9から8に減少した。価格の変動が小さくなっていることが「曇」の増加に反映された。

 地域別では、首都圏、中部圏、四国では「雨」が目立つが、近畿圏、中国、九州では天気の回復とともに「晴」や「薄日」が多くなっている。

 前月から天候が改善した地域が9から12に増加、反対に悪化した地域は7から3に減少した。横ばいの地域が32と多いことからも価格は安定傾向にある。

 天気図は、同社発表のPDFを参照。


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