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都心部へ攻勢、東京・浅草で分譲マンション2棟を同時発売/総合地所

「ルネ浅草WEST」完成予想図
「ルネ浅草WEST」「ルネ浅草EAST」モデルルーム。専有面積60平方メートル台がメインながら、最低でも6

 総合地所(株)は、分譲マンション「ルネ浅草WEST」(東京都台東区、総戸数30戸)、「ルネ浅草EAST」(同、総戸数16戸)の販売を開始した。

 同物件は、東京メトロ銀座線「浅草」駅徒歩17分に位置する、地上11階建て(WEST)、地上9階建て(EAST)のマンション。建設地は、浅草の中心地よりやや北寄りの住宅地で、その居住性と都心5キロ圏というアクセス性をアピールする。

 住戸は、WESTが3LDK、専有面積60~63平方メートル。EASTが、2LDK・3LDK、専有面積43~66平方メートルと、小規模マンションながら専有面積にゆとりを持たせファミリー需要に対応。WESTが3戸1フロア、EASTが2戸1フロアの全戸角住戸としたほか、住戸スパンを6,300~7,600mmと広く採り、天井高も2,500ミリを確保するなど、居住性を高めた。

 予定販売価格は、「WEST」が2,900万円台~3,800万円台、最多価格帯3,300万円台。「EAST」の販売価格は未定。坪単価はいずれも185万円。これまでに、資料請求約150件、総来場数30組を集めている。地元台東区の反響が約4割にとどまり、値ごろ感を受け、周辺の葛飾区、荒川区、江東区をはじめ、埼玉・千葉など広域から反響を集めている。

 同社は、郊外型マンションに加え、都心部での供給を加速しており、現在「ルネ神田和泉町」(東京都千代田区、総戸数78戸(分譲戸数72戸))を販売中のほか、年度内に文京区白山でもマンション販売を計画中。


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