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首都圏初、1棟リフォームの体感型ショールームオープン/住友不動産

「Beforeゾーン」。設備などは、実際に顧客の家で使われていたものを利用している(写真は工事中のもの)
「Afterゾーン」では、既存物件の生まれ変わりをイメージしやすいよう、低い位置の梁を生かしたリフォーム事例を展示する
「工事中ゾーン」には、制震ダンパーや耐震壁、断熱材など、なかなか実物を目にすることができない資材等を展示している

 住友不動産(株)は23日、東京都新宿区の新宿住友ビル内に、1棟リフォーム事業「新築そっくりさん」の体感型ショールームをオープンした。大阪、鹿児島に続く3つ目の体感型ショールームオープンで、首都圏では初の開設。

 ショールームは、昭和40年代の部屋を再現した「Beforeゾーン」、完成後の具体的な住空間である「Afterゾーン」を設置。住まいの再生がイメージできるようにした。また補強などの施工技術を展示した「工事中ゾーン」も用意することで、普段なかなか目にすることができない制震ダンパーや耐震壁、断熱材などについても実際に見ることができるようにしている。「Beforeゾーン」は、実際にこれまで同社が事業を手掛けた顧客の家から撤去した資材・設備などを用いて再現した。

 その他、住宅設備機器や建材などのサンプル展示や、相談コーナー、マルチスペースなども用意し、新築そっくりさんに関心を持つ顧客にワンストップでサービスを提供する。

 営業時間は9~18時、年末年始を除いて年中無休。同社は月に200組の来訪を見込んでいる。


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