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子育て世代の女性、住宅購入の理由は「子供・家族のため」がトップ/リクルート調査

 (株)リクルート住まいカンパニーは、(株)ベネッセコーポレーションと共同で実施した「『住まい』購入のお金事情調査」結果を発表した。

 両社は10月、住まいの情報提供において連携を開始。ベネッセコーポレーションの運営する女性向けコミュニティサイト「ウィメンズパーク」内のコンテンツとして、女性から見た住まいに関する意識調査を共同企画で行なったもの。調査期間は9月21~29日。調査対象は「ウィメンズパーク」会員のうち、2006年1月以降に住宅購入の経験のある25~49歳の既婚女性2,038名。

 「住まいを探そうと思った理由」では、「子どもや家族のために家を持ちたいと思ったから」(60.3%)がトップに。 次いで、「もっと広い家に住みたかったから」(32.1%)、「持ち家のほうが自由に使えて気兼ねがないから」(30.2%)と続いた。

 「家選びの際にあなたがゆずれないと思った条件」の上位回答では、新築・中古マンションを購入した人では「価格」(56.0%)がトップとなったが、その他の理由と比べ突出して高くはなかった。戸建住宅を購入または注文住宅を建築した人では「価格」は第3位にとどまった。同社は、「住まいを決めるにあたっては、必ずしも価格のみが優先されるわけではない模様」と分析している。

 また購入後、家計の厳しさを緩和するための取り組みとしては「食費の抑制」(49.3%)、「衣服費の抑制」(39.7%)、「懸賞・アンケート等によるポイント獲得などのプチ稼ぎ」(38.2%)などが上位を占めた。


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