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公認 不動産コンサルティングマスターへの名称変更などテーマにセミナー/全コ協

セミナーには、会員約50名が参加した

 (一社)全国不動産コンサルティング協会(会長:林 直清氏)は19日、大幸ホール(東京都杉並区)で不動産コンサルティングセミナーを開き、会員約50名が参加した。

 セミナーでは、(公財)不動産流通近代化センター副理事長の浅野間 一雄氏が今年から「公認 不動産コンサルティングマスター」と名称が変更された不動産コンサルティング技能登録制度について解説。同氏は、不動産流通業におけるコンサルティング業務の重要性が、どのように高まってきたかを述べ、「今ほど、不動産流通業に光が当たっている時代はない。国も不動産流通活性化を全力で後押ししている。その柱の1つが不動産事業者の資質向上。公認 不動産コンサルティングマスターの普及は、国の施策にも合致する」などと語った。

 続いて、国土交通省土地・建設産業局不動産業課長の野村正史氏が、不動産流通市場活性化に向けた同省の取り組みについて、住生活基本計画までさかのぼって解説。現在、注力している中古不動産流通市場整備・活性化事業の概要や、インスペクションや瑕疵保険、住宅設備保険など大手不動産流通業者が取り組んでいる新たな付加価値サービス、また平成24年度補正予算・25年度予算などで進められる住宅ストック活用・リフォーム推進事業や住宅建築物の改修・建て替え支援事業などについて理解を求めた。


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