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品川の賃貸マンションで、ロボット家電との生活スタイル調査を実施/東急電鉄他

外観イメージ

 東京急行電鉄(株)は、シャープ(株)と協働し、賃貸住宅「スタイリオ品川中延」(東京都品川区、総戸数158戸)で、ロボット家電「COCOROBO」調査モデルを活用したクラウドサービスによる生活スタイル調査を開始する。

 同調査は、入居者サービス向上と、シャープの音声インターフェースの有効性や同モデルとの会話パターンの分析、提供する情報の効果検証を目的に実施するもの。

 日常生活に必要な天気、ニュース、交通遅延などの情報や、東急線沿線情報、沿線サービスを、シャープの提供するクラウドサービスが収集・加工し、「COCOROBO」調査モデルが音声で提供する。入居者の習慣などをデータとしてクラウド側で蓄積。各入居者のニーズに合わせた情報提供も行なっていく。

 調査は4月初旬~12月末日の間、3回の期間に分けて実施。同住宅入居者から希望者を募り、最大60世帯(20世帯×3回)で調査を行なう。

 「スタイリオ品川中延」は、鉄筋コンクリート造地上13階建て。シングル・DINKS・ファミリー向けに全26タイプの部屋を用意。全住戸に機械警備を導入したほか、24時間有人管理を行なう。一部住戸には、太陽熱利用ガス温水システム「SOLAMO」や床暖房も設置。開業日は、3月28日。


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