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4月から発売する賃貸住宅に、遮音性能大幅に強化した床を標準採用/レオパレス21

「防振吊り木」や「特殊防振ダンパー」などで遮音性能を向上

 (株)レオパレス21は、4月から販売するすべてのアパートに遮音床「ノンサウンドフロア」を標準仕様として採用すると発表した。

 同商品は、これまでの床で採用している「遮音フローリング」に加え、強化石こうボードやALC、防振吊り木などを追加。階下に伝わる音や振動を軽減させた。足音などで生じる低音の「重量衝撃音(LH)」でLH-55以上、スプーンなどを落としたときに生じる高音の「軽量衝撃音(LL)」でLL-45以上を達成。階下に聞こえる音は、いずれも2分の1に減少する。

 また同社は、より高性能な「ノンサウンドフロア-V」のオプション提供も開始。同商品は、さらに特殊防振ダンパー、遮音シートを追加し、更なる遮音性能を実現している。

 同社は、今回の遮音床と、昨年からスタートした「高遮音界壁」「遮音排水管」の採用で、「ノンサウンドシステム」としてアパート商品の防音性能向上を目指す。


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