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「中古」の容認度、「住宅市場」は第2位に/オウチーノ調査

 (株)オウチーノは19日、「市場ごとの中古品に対する認識調査」結果を発表した。調査対象は20~69歳の男女1,113名。対象とした市場は、住宅、自動車・バイク、家具、家電、パソコン、ブランド品、洋服、自転車、本・漫画の9種類。

 中古品が最も容認されている市場は、「本・漫画」で中古容認派が70.8%(“積極的に中古を購入する”17.7%、“良いものであれば中古でもかまわない”53.1%の合計)と断トツの1位。2位は「住宅」の48.0%、3位が「自動車・バイク」の46.4%となった。

 逆に、“絶対に新品がいい”との回答が多かったのが「パソコン」(52.0%)と「家電」(43.9%)。両者は、“絶対に新品がいい”“できれば新品がいい”を合わせると8割を超え、中古容認派が極めて少なかった。

 同社は、商品単価が安く生涯購買頻度が高い「本・漫画」とは対照的な「住宅」の中古容認度が、「自動車・バイク」を抑え2位になったことから「住宅は単価が高いため、値引き率が悪くても値引きされる額が大きく、“お得感”を感じやすい」また「高額故、中古でないと購入できない」と分析している。


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