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5月の建設資材需給、すべての資材が“均衡”/国交省調査

 国土交通省は24日、5月の「主要建設資材需給・価格動向調査結果」を発表した。

 生コン、鋼材、木材など7資材13品目について、現在および3ヵ月先の価格、需給、在庫等の変動状況を毎月調査しているもの。5月1~5日に、建設資材の供給側(生産者、商社、問屋等)と需要側(建設業者)から約2,000社のモニターを選定して行なった。

 全国の「需給動向」については、すべての資材が“均衡”となった。「価格動向」はアスファルト合材(新材・再生材)が“やや上昇”、その他の資材が“横ばい”に。「在庫動向」はすべての資材が“普通”だった。

 被災3県(岩手県、宮城県、福島県)における需給動向は、骨材(砂)が“ややひっ迫”、アスファルト合材(新材)が“やや緩和”となり、その他の資材が“均衡”であった。価格動向は、生コンクリート、骨材(砂、砕石、再生砕石)、アスファルト合材(新材・再生材)、異形棒鋼、H形鋼が“やや上昇”に。一方、その他の資材は“横ばい”であった。


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