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再開発、建替え事業にも乗り出す考え/コスモスイニシア

 (株)コスモスイニシアは6日、2013年3月期決算説明会を開催した。

 当期(12年4月1日~13年3月31日)は連結売上高858億2,400万円(前期比7.0%増)、営業利益25億6,200万円(同38.3%増)、経常利益21億円(同50.2%増)、当期純損失10億7,300万円(前期:当期純利益13億3,400万円)であった。

 今後は、大和ハウス工業(株)との資本業務契約締結による資金調達力の回復を背景に、事業用地の仕入れを積極的に展開する。不動産販売事業においては、首都圏および近畿圏におけるマンションを中心に住宅分譲事業を強化、中規模物件や再開発、建て替え事業にも取り組み、安定的な事業継続を目指す。また、1棟リノベーションマンションや3階建て戸建住宅、タウンハウスなどに加えてシニアマーケット向きの商品開発にも取り組む方針。
 不動産賃貸事業では、新たな賃貸管理システムを開発・導入することにより事業収益性向上を図り、早期にマンション受託戸数1万戸体制によりセグメント営業利益5億円の達成を目指すとした。

 説明会で同社代表取締役社長の高木嘉幸氏は、「当社への信頼は年々回復してきていると感じている。引き続き当社の強みを活かしながら、さらなる企業の信頼の回復を図りたい」などと述べた。

 次期は、売上高714億円、営業利益13億円、経常利益8億円、当期純利益7億5,000万円を見込む。

 決算詳細は過去のニュースを参照。


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