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ユーザーが自由にカスタマイズできる団地リノベーションを開始/UR都市機構

リビング・壁の原状回復義務を免除し、自由にカスタマイズできるようにした

 (独)都市再生機構(UR都市機構)は19日、UR賃貸住宅「カスタマイズUR」プロジェクトを発表した。

 「自分好みに簡単にカスタマイズできる」をコンセプトに、リビング・ダイニング壁の原状回復義務を免除したのが特徴。無料相談窓口の開設や、カスタマイズ商品の販売・工事サービスなどのユーザーサポートも用意。初心者でも安心してカスタマイズできる仕組みとした。

 建築設計・リノベーション・不動産を手掛ける(株)オープン・エー(代表:馬場正尊氏)と連携。カスタマイズURの商品企画やユーザーサポート、「東京R不動産」サイトでのプロモーションを展開していく。モデルルームの公開や、入居者が実際に行なったカスタマイズ後の部屋のWEB公開、カスタマイズの体験イベントなどを実施していく。

 同プロジェクトの対象は、「晴海アイランドトリトンスクエアアーバンタワー」(東京都中央区、総戸数314戸)、「フレール西経堂」(東京都世田谷区、総戸数717戸)、「品川八潮パークタウン潮路南第一ハイツ」(東京都品川区、総戸数530戸)の3棟。7月に「晴海アイランドトリトンスクエアアーバンタワー」でカスタマイズ実施前のリノベーション住宅先行内覧会を実施、9月には3団地でモデルルームを公開。各5戸程度の入居者募集を開始する。


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