（公財）東日本不動産流通機構（東日本レインズ）は17日、2013年4～6月の首都圏不動産流通市場の動向を発表した。
同期の首都圏中古マンション成約件数は9,344件（前年同期比22.1％増）で、7期連続で前年同期を上回った。都県別では、東京都4,525件（同26.3％増）、埼玉県1,238件（同21.4％増）、千葉県1,219件（同21.2％増）、神奈川県2,362件（同15.6％増）とすべての都県で前年同期を上回り、東京都区部は3割近い伸びを見せた。
成約単価は1平方メートル平均で39万8,100円（同4.9％上昇、前期比1.1％上昇）と3期連続で増加。成約物件価格は2,567万円（前年同期比4.4％上昇）。成約物件の平均専有面積は64.48平方メートル（同0.5％縮小）、成約物件の平均築年数は19.07年と古い物件にシフトする傾向がみられた。
また、中古戸建住宅の成約件数は3,211件（前年同期比11.9％増）で、8期連続で増加。成約平均価格は2,907万円（同0.2％下落）。新築戸建住宅の成約件数は1,271件（同17.5％増）で、6期連続で前年同期を上回る結果に。成約平均価格は3,462万円（同0.1％上昇）と2期ぶりに上昇した。