（株）週刊住宅新聞社は26日、2012年度の「首都圏優秀マンション表彰」の結果を公表した。今回で4回目。
12年度（12年4月～13年3月）に販売実績があった新築分譲マンションを対象に、立地（都心・郊外）と規模（大規模：201戸以上、中規模：51～200戸、小規模：50戸以下）別に6部門を設け、評価対象物件67物件の中から「次世代に残せる資産価値の高いマンション」を選出したもの。
最優秀賞に選ばれたのは都心大規模部門の「パークコート千代田富士見ザ タワー」（売り主：三井不動産レジデンシャル（株）、東京都千代田区、総戸数505戸）と郊外大規模部門の「プラウド船橋」（同：三菱商事（株）・野村不動産（株）、千葉県船橋市、総戸数1,497戸）の2物件。
「パークコート千代田富士見ザ タワー」は、好調な売れ行きが報道されるなど不動産市況が上昇するきっかけをつくったと言われる点や、物件の基礎的なスペックなどが評価されての受賞。
「プラウド船橋」は、東日本大震災以降に市場が沈んだ千葉エリアで全1,259戸を即日完売した点や、首都圏最大級の駅前開発により建設され、商業・病院・子育て・支援施設などを整備する点や緑豊かなランドスケープデザインが評価された。