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秋の商戦に向け「住まいる保証21」などをメニューに追加/C21・ジャパン

「来店のきっかけとして“IT関連”が全体49.6%を占めている。スマートフォンからの反響も増えており、ネットの充実に向けた対策も心掛けてほしい」と話す三津川社長

 (株)センチュリー21・ジャパンは5日、青山ダイヤモンドホール(東京都港区)で「秋の戦略会議」を開催した。
 
 冒頭では、同社代表取締役社長の三津川 一成氏が2013年上半期の概況について説明。既存店における手数料収入が各地域で上昇しており、全国では前年比で106.1%増となったと報告した。
 また、契約ベースで前年比増となった店舗数も増加しており、埼玉県(65.6%)を筆頭に全体の51.6%の店舗が前年比プラスを達成した。
 あわせて2013年1~3月に実施した成約アンケートで寄せられた顧客の声を紹介。「キッズルームがあり、子供に親切にしてもらえた」、「担当者以外の方の気遣いが嬉しかった」等、店舗全体としての対応が好感されているとし、また、「検討する時間をもらえた」、「悪い点もアドバイスしてくれた」等、消費者目線の接客が評価されている点も明らかにした。
 三津川氏は「お客さまからは店舗としての質の高いサービスが求められている。新卒や未経験者中心の採用やマネージャーの育成、社内での教育・研修の実施などにより、クオリティの高いサービスを提供できる組織運用をしていってほしい」等と話した。

 続いて、秋のキャンペーンに向けた商品を紹介。引き渡し後12ヵ月間、物件を定額で保証する「住まいる保証21」と、物件仲介とリフォームを一つの商品とするサービス「Reborn21」について解説した。同社取締役の赤羽秀幸氏は、「『住まいる保証21』は首都圏を皮切りに先月からスタートしたが、すでに約40店舗が登録している。『Reborn21』についても、顧客から商品についての説明を求められるケースも増えてきている。未登録の加盟店もシーズンに向け、メニューの1つに加えてほしい」とした。

 なお、同社では、8月30日~11月10日にかけ「秋の見つかるフェア」を開催。専属専任・専任媒介契約をした売り主にもれなく2万円をプレゼントするほか、webアンケートに答えた来店者には、抽選で合計160名にSONYのホームシアター等が当たる抽選プレゼントを実施する。


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