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豊島区新庁舎一体型の「Brillia Tower池袋」が完売/東京建物、不燃公社

「Brillia Tower池袋」外観パース

 東京建物(株)は、(一財)首都圏不燃建築公社と共同で開発を進めてきた豊島区本庁舎と一体となる超高層マンション「Brillia Tower(ブリリアタワー)池袋」(東京都豊島区、総戸数432戸(販売戸数322戸))が、全戸契約完売したと発表した。

 同プロジェクトは、東京メトロ有楽町線「東池袋」駅徒歩1分、JR「池袋」駅徒歩8分に位置。地上49階地下3階塔屋2階建てで、豊島区新庁舎と商業施設、事務所、住宅(11~49階)からなる複合施設。災害時に電力会社からの電力が停止した場合、非常用発電機を72時間作動可能とするほか、備蓄品を供給できる防災備蓄倉庫等を採用する等、災害時対策と防災拠点として機能する。

 共用部は、建築家の隈 健吾氏が設計。11階フロアにパーティールームやエコライブラリー等を配置するほか、ビューラウンジ等、多彩な共用施設を用意する。

 販売価格は3,398万~2億998万円で、最多価格帯は7,800万円台。住戸専有面積は約31~161平方メートル (1R~3LDK)。豊島区を中心に練馬区などから反響を得て、最高倍率は18倍となった。契約者は、40~50歳代が全体の50%を占め、職業は会社員(約30%)、医師(約17%)、会社役員(約15%)等が多く、現金購入率が約4割となった。


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