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13年5月の住宅総合指数、対前年比2.1%上昇/国交省調査

 国土交通省は2日、2013年5月分の不動産価格指数(住宅)を発表した。年間約30万件の住宅・マンション等の取引価格情報を基に、全国・ブロック別・都市圏別に毎月の不動産価格を指数化したもの。

 08年度平均を100とした同月の全国の住宅総合指数は93.0(前年同月比2.1%プラス)。更地・建物付土地は90.1(同1.7%プラス)、マンションも108.6(同2.4%プラス)と、いずれも上昇した。

 都市圏別では、南関東圏(埼玉・千葉・東京・神奈川)の住宅総合指数が95.1(同1.0%プラス)となり、更地・建物付土地91.8(同0.4%プラス)、 マンション105.8(同2.1%プラス)といずれも上昇。名古屋圏(岐阜・愛知・三重)の住宅総合指数は89.6(同2.3%プラス)、更地・建物付土地は 87.8(同2.8%プラス)となったが、マンションは110.7(同1.2%マイナス)と減少した。京阪神圏(京都・大阪・兵庫)は住宅総合指数が92.4(同4.3%プラス)、更地・建物付土地88.6(同4.1%プラス)、マンション111.9(同2.7%プラス)となった。

 東日本大震災の被災地である東北地方の住宅総合指数は102.6(同6.5%プラス)、更地・建物付土地99.9(同5.4%プラス)、マンション146.0(同19.6%プラス)とすべての項目で上昇した。


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