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広島大学跡地3.7haを複合開発。53階建てタワーマンションなど建設/三菱地所レジデンス他

敷地面積約3.8haものビッグプロジェクト

 三菱地所レジデンス(株)は9日、三井不動産レジデンシャル(株)、広島菱重興産(株)など8社共同で応募した、「ひろしまの『知の拠点』再生プロジェクト」の事業予定者として、広島市・国立大学法人広島大学から選定された。

 同プロジェクトは、広島大学本部跡地の有効活用事業。対象地は、広島市中区の約3万7,900平方メートル。選定された提案は、学生・留学生向けの賃貸マンション、交流スペース、店舗で構成する「ナレッジシェアファーム」のほか、地上53階地下1階建て・総戸数665戸の分譲マンション、シニア向け住宅地、スポーツクラブ、病院などで構成。概算事業費は約300億円。

 三菱地所レジデンスを代表会社とする8社連合は、不動産会社だけでなく広島電鉄や金融、カーディーラー、医療法人も参画する。今後、基本協定と不動産売買契約の締結に向け、広島市・広島大学と協議していく。


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