大和ハウス工業（株）は26日、神奈川県相模原市で開発・販売中の省エネ・環境に配慮した住・商一体型のスマートコミュニティ「SMA☓ECO CITY（スマ・エコ シティ）相模原 光が丘エコタウン」が、神奈川県の支援制度である「県央・湘南都市圏環境共生モデル都市づくり推進要綱」に基づく「環境共生都市づくり事業」に認証されたと発表した。
「環境共生都市づくり事業」とは、“環境共生”への取り組みを、都市づくりの構想・計画の段階から事業実施まで一貫して行なっている事業について認証しているもの。同スマートコミュニティは複合的まちづくり事業では初となる認証となった。
評価ポイントは、全戸建住宅（127戸）に太陽光発電システム・家庭用リチウムイオン蓄電池（6.2 kWh）、LED照明、高効率給湯器、EVコンセントを搭載し、同社オリジナルのエネルギーマネジメントシステム「D-HEMS II（ディー・ヘムス・ツー）」による家庭内のエネルギー等の見える化の実施や商業施設における、LED、高効率空調システム、太陽光発電システム（100kWh）、BEMSの導入など。
さらに、既存樹木の保存、生垣や高木などの宅地内緑化などを取り決めた、相模原市初となる景観協定や、それを補完する「街並みガイドライン」を策定する点なども評価された。