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「フィル・パーク永田町」竣工、3階が“空中シェアハウス”/フィル・カンパニー他

「フィル・パーク永田町」外観
シェアハウスの専有部。部屋ごとに机・イスなどの家具は異なる
共用部分のLDKを通って各部屋に行く動線
女性らしい花柄の洗面ボール

 (株)フィル・カンパニー、(有)白砂商事(東京都新宿区、代表取締役:白砂恭子氏)、(株)Rバンクは14日、「フィル・パーク永田町」(東京都千代田区)竣工に伴い、プレス発表会を開催した。

 フィル・カンパニーは、2005年より駐車場の上部空間を活用した空中店舗「フィル・パーク」事業を展開。同物件で30棟目、Rバンクとのコラボ物件は3棟目となる。

 「フィル・パーク永田町」は、敷地面積約400平方メートル。地下鉄半蔵門線・有楽町線・南北線「永田町」駅より徒歩5分、地下鉄半蔵門線「半蔵門」駅より徒歩6分に立地。1階がコインパーキング、バイクパーキング(月極)(102.73平方メートル)、2階が事務所(94.56平方メートル)、3階が女性専用シェアハウス(95.97平方メートル)となる。事業主は白砂商事、シェアハウスの企画・リーシング・運営はRバンクが行なう。
 白砂氏は「11年7月に同土地を取得。容積率の関係から高い利回りが取得できないことから、コインパーキングとして活用してきた。そんな中フィル・パークさんの事業を知って依頼した。費用対効果の高いプランをご提案いただき、満足している」と述べた。

 1階コインパーキングは開業以来高稼働が続いており、バイクパーキング募集開始後、即満車となった。2階事務所は1月6日よりフィル・パーク本社が入居している。

 3階シェアハウスは全7室。専有面積5~5.5畳。賃料は6万8,500~7万5,000円(共益費等別)。ターゲットは20歳代後半~40歳代半ばの近隣に勤務の会社員。専有部にはエアコン、ベッド、机、イスもしくはソファなどを備え付けた。インテリアは、パリジェンヌをイメージし、白・水色・ピンクの色合い、木製家具などを用いてナチュラルな雰囲気に。
 共用LDKには、造作キッチンやこだわりのモザイクタイルをふんだんに使った収納台などを設置。そのほか、警備保障会社、複製のできないカード鍵、女性清掃員による清掃サービス、宅配BOX、利用料無料の有線インターネットシステムなどを導入している。
 1月11日より入居者を募集開始。Rバンクの既存顧客に先行案内したところ、想定通りの10人が物件見学し、1室が契約、2室が申し込みに至った。
 Rバンク取締役の鈴木 学氏は「シェアハウスが希少なエリアであるため、十分な利回りが確保できると事業化に至った。国交省の見解に基づき、用途を寄宿舎としている。30坪のスペースから7室を創出することでレンタブル比を上げた」などと話した。

 フィル・パーク代表取締役社長の高橋伸彰氏は「オフィスとシェアハウスの融合は初のタイプ。今後、オフィス+シェアハウスを企業向けの社員寮として提供するなど、今回の事業をモデルケースとして展開していきたい」と述べた。

 同社は現在35棟目まで着手しており、年内に竣工予定。15年までに100棟達成を目指す。


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