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日本橋室町東地区開発計画、10月に全体竣工。地元神社を再生/三井不動産

「福徳神社」の完成予想図

 三井不動産(株)は13日、現在進めている「日本橋室町東地区開発計画」の第3弾として、1,100年以上の歴史を持つ「福徳神社」(東京都中央区)の再生工事を着工した。敷地面積528.14平方メートル、延床面積889.40平方メートルの鉄骨造。完成は2014年10月の予定。

 福徳神社の再生工事は、10年10月にオープンした「室町東三井ビルディング」、今月オープンする「室町古河三井ビルディング」「室町ちばぎん三井ビルディング」に続くもので、竣工すれば開発計画の全体竣工となる。

 現在の本殿のデザインを踏襲し、屋根形状を入母屋づくり正面向拝および千鳥破風付を採用。地下2階には災害発生時に地域の帰宅困難者に提供する水や食料の備蓄倉庫約360平方メートルを設置する。また、周辺の違法駐輪対策として、地下1階には公共の駐輪場・バイク置場99台分を整備する。

 


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