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デザイナーズ住宅新提案として木質系戸建住宅「INTEGRITY」を発売/ミサワホーム

「INTEGRITY」外観。四角形の組み合わせをベースに、サッシの位置をまとめ、腰壁や袖壁を付けない設計
外壁には自然な素材感のタイルを採用。また、フラットルーフや連続庇を採用して水平ラインを強調することで、より洗練されたファサードを形成している

 ミサワホーム(株)は25日、デザイナーズ 住宅の新しいつくり方を提案する「MISAWA DESIGNERS'CODE(ミサワデザイナーズコード)」に沿った木質系戸建住宅「INTEGRITY(インテグリティ)」の発売を開始する。

 「MISAWA DESIGNERS'CODE」は、一般的に時間や労力、コストがより多く掛かるといわれるデザイナーズ住宅を建築する際に、その負担を軽減するため、優れたデザインを構成する要素を「デザインコード」(コード=決め事)としてパッケージ化したもの。
 同社がこれまで培ってきたノウハウや設計思想をベースに、デザインテーマごとにあらかじめ外観デザインの基本となる「作法のコード」、質感や色合いなどを決める「素材のコード」、ディティールにこだわる「造りのコード」の3 要素で構成した。

 新商品「INTEGRITY」のデザインテーマは、「SQUARE in SQUARE(スクエア イン スクエア)」。流行の影響を受けにくいシンプルで普遍性の高い四角形(スクエア)を組み合わせた外観をベースに、家族や地域の人がお互いにつながりを深められる広場(スクエア)をプラスすることで、住まいの価値を長く維持するための理想的なデザインを目指した。
 広場は、「コモンズガーデン」や「プライベートガーデン」といった中庭や、上下階をつなぐ吹き抜け空間を中心に、光や風を上手に取り込みながらコミュニケーションを深めるための場所として提案。親子で学びつつ、子供の学びをサポートできる環境として「ホームコモンズ」を盛り込むなどした。

 プランは2階建の推奨24プラン(東西反転プランを含む)を用意。デザインへの強いこだわりを持つ30~40歳代をメインターゲットに、年間100棟の販売を目指す。


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