不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

三大都市圏のビル空室率、全エリアで改善/CBRE調査

 シービーアールイー(株)(CBRE)は20日、2014年4月時点の三大都市オフィス空室率と平均賃料速報を発表した。「グレードAビル」は、オフィス集積度の高い地域の基準階面積350坪以上(東京500坪以上)、貸付総面積6,500坪以上、延床面積1万坪以上、築11年未満のビル。

 東京23区の空室率は4.7%(前月比0.4ポイント低下)、東京主要5区は4.3%(同0.3ポイント低下)、大阪7.6%(同0.3ポイント低下)、名古屋7.5%(同0.6ポイント低下)と全エリアで低下した。

 また、グレードAビルの空室率は、東京が3.9%(同0.8ポイント低下)、大阪が10.4%(同変動なし)、名古屋が3.2%(同0.2ポイント低下)。想定成約賃料は、東京が坪当たり3万900円(同0.3%上昇)、大阪が1万8,950円(同0.3%下落)、名古屋が2万1,550円(同0.5%上昇)だった。


最新刊のお知らせ

2025年5月号

「事故物件」、流通の課題は? ご購読はこちら