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メガソーラー事業を加速。ファンド組成でインフラ市場上場へ/タカラレーベン

 (株)タカラレーベンは、新規事業として立ち上げた「メガソーラー事業」の展開をさらに加速する。

 同事業は、新たなストックビジネスとして2013年に立ち上げたもの。中期経営計画では、16年3月までに発電規模10MWを目標とした。13年8月に、第1号施設となる「LS塩谷発電所」(栃木県塩谷郡)を稼働。13年度中に「LS利根発電所」(茨城県北相馬郡)、「LS千葉若葉区発電所」(千葉市若葉区)、「LS筑西発電所」(茨城県筑西市)を相次いで稼働した。

 「発電規模10MWを2年前倒しで達成したので、中計の目標を上積みし、50MWとすることにした」(代表取締役社長:島田和一氏)。

 現在までに新規稼働が予定されている施設は、全国9施設で、すべてが稼働すると、総発電規模は37.32MWとなる見込み。

 同社は、これらの施設による「メガソーラーファンド」組成を計画しており、東京証券取引所が15年に設置を計画しているインフラ新市場へ上場させる予定。上場に際し、同ファンドのアセットマネジメントを担う新会社として、「タカラアセットマネジメント(株)」を13年10月に創設している。


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