野村不動産(株)は4日、フィリピン共和国カビテ州で、現地の合弁会社が推進してきた物流施設の竣工を発表。
野村不動産とフィリピンの大手ディベロッパーであるFederal Land, Incとで設立したFederal Land NRE Global Inc.は、2022年より、カビテ州イムス市およびジェネラル・トリアス市で推進されている「カビテプロジェクト」に参画。同プロジェクトでは、230haの土地を取得し、30年超にわたる大型タウンシップ開発を推進している。タウンシップは3つのエリアで構成されており、今回の物流施設は、「リバーパーク・ノース」エリアに位置。「ユニクロ」を展開するFast Retailing Philippines, Incと連携・整備したもので、東南アジアにおける同社最大規模の物流施設となる。
現地の一般的な物流施設では十分とは言えない空調設備の導入、カフェテリア・休憩室の整備、緑地の配置などにより、ワーカーの健康や安心・安全に配慮した快適な労働環境を実現した。
太陽光発電の活用や高効率空調設備の導入により環境負荷低減にも取り組み、さらに指紋認証による入退場管理や非常用発電機の設置など、BCP対応・生産性向上も両立させている。
「リバーパーク・ノース」には、多くのパートナー企業が参画し、住宅、商業、教育などの機能を備えた統合型のまちづくりが進められている。今後は住宅開発、大型商業施設「SM シティ・ジェネラルトリアス」の誘致、アテネオ・デ・マニラ大学の新キャンパス誘致など、都市機能を担う施設の開発が予定されている。