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INV、シニア7物件すべてを売却。ホテル運用に参入

 インヴィンシブル投資法人(INV)は21日、ホテル2物件の取得およびシニア物件7物件の譲渡を決定したと発表した。

 取得する資産は「ホテルマイステイズ神田」(東京都千代田区)、「ホテルマイステイズ浅草」(東京都墨田区)の不動産信託受益権。取得予定価格はそれぞれ28億5,100万円、25億8,400万円、取得予定日は23日。

 譲渡する資産は、「ボンセジュール千歳船橋」(東京都世田谷区)、「ボンセジュール四つ木」(東京都葛飾区)、「ボンセジュール日野」(東京都日野市)、「ボンセジュール武蔵新城」(川崎市高津区)、「ボンセジュール小牧」(愛知県小牧市)、「ボンセジュール秦野渋沢」(神奈川県秦野市)、「ボンセジュール伊丹」(兵庫県伊丹市)。

 外国人宿泊客需要の拡大など、ホテル市場は今後も成長が期待できる一方で、高齢者住宅市場はエンドテナントの入居状況に関わらず賃料が一定金額のため、今後の成長性が期待できないこと、またヘルスケア施設の高いニーズにより売却益が期待できることから、ホテルとシニア施設とのポートフォリオ構成入れ替えを行なったもの。

 今回の取得・譲渡により、同投資法人のポートフォリオ73物件、取得価格ベースで779億8,800万円となる。


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