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中古マンション価格天気図、消費増税で首都圏は悪化/東京カンテイ

 (株)東京カンテイは27日、2014年4月の「中古マンション価格天気図」を発表した。47都道府県の、ファミリータイプ中古マンション流通事例価格を70平方メートルに換算して月ごとに集計。価格変動を「天気マーク」で示したもの。価格が上昇傾向にある場合は「晴」、下落傾向にある場合は「雨」と表記している。

 「晴」は18地域(前月比5地域減)に減少。雨は1地域(同3地域減)と減少、「小雨」は6地域(同1地域増)、やや上昇傾向の「薄日」は14地域(同5地域増)に拡大、足踏み傾向の「曇」は8地域(同2地域増)となった。依然、「晴」と「薄日」が多く天候は改善しているが、前月までの勢いは鈍化した。

 3月に9地域あった「薄日」のうち2地域が「晴」に、4地域が「薄日」を維持、3地域が「曇」に悪化した。好天候を維持するも首都圏では天候が悪化している。

 天候が改善した地域は10地域(同変化なし)、悪化したのは10地域(同4地域増)、横ばいは27地域(同4地域減)となり、消費税増税後の不動産市況悪化の影響が出たとみられる。

 天気図は、同社ホームページ参照。


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