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駅別のマンションPBR、「表参道」駅がトップ/東京カンテイ調査

 (株)東京カンテイは7月31日、「マンションPBRランキング2014」を発表した。直近10年間で分譲されたマンション資産価値が新築分譲時の何倍になっているかを示した数値を、10年間の中古マンション平均価格を新築マンション平均価格で除して算出、駅別に分類。「マンションPBR」としてまとめた。

 首都圏のトップは、東京メトロ銀座線「表参道」駅で、マンションPBRは1.33。10年平均の新築マンション70平方メートル換算価格8,357万円に対し、中古流通事例の平均価格は1億1,156万円と大きく上回り、10年間で最大33%の売却差益が期待できるという結果になった。以下、横浜高速鉄道みなとみらい線「みなとみらい」駅1.30、JR山手線など「品川」駅1.30と、上位には都市部の事業集積・人口集積が顕著な駅が集中した。

 一方、マンションPBRが最も低かったのは京成本線「京成大和田」駅の0.53。新築価格2,530万円に対し、中古価格は1,364万円だった。以下、JR外房線「土気」駅0.61、JR高崎線「吹上」駅0.63が続いた。


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