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首都圏中古マンション価格、前月比0.2%下落の2,825万円/東京カンテイ調査

 (株)東京カンテイは21日、2014年7月の三大都市圏・主要都市別「中古マンション70平方メートル価格月別推移」を発表した。同社データベースに登録されたファミリータイプの中古マンションの売り希望価格を、行政区単位に集計・算出して70平方メートル当たりに換算した。

 首都圏の中古マンション価格は、2,825万円(前月比0.2%下落)と弱含みで推移。都県別では、東京都は3,786万円(同0.1%上昇)と小幅に上昇、埼玉県も1,861万円(同0.6%上昇)と前月に引き続きプラスとなった。一方、神奈川県2,416万円(同0.1%下落)、千葉県1,836万円(同0.3%下落)とわずかにマイナスとなった。なお神奈川は5ヵ月連続の下落。

 主要都市では、東京23区が4,174万円(同0.3%上昇)と再び5月と同じ価格水準まで戻した。その他では横浜市2,560万円(同0.4%下落)、さいたま市2,098万円(同0.4%下落)はそれぞれ下落、千葉市は中央区、花見川区および稲毛区で平均築年数が一度若返って価格上昇したため、1,734万円(同2.2%上昇)と3ヵ月ぶりに上昇に転じた。

 また近畿圏は1,813万円(同0.4%上昇)と引き続き上昇。大阪府が1,846万円(同0.1%上昇)、兵庫県1,764万円(同増減なし)と両エリアとも目立った下落傾向はみられないが、直近でのピークの2月に比べると価格水準は50万円ほど低下している。大阪市は2,198万円(同0.9%下落)となった。

 中部圏は1,453万円(同1.0%下落)と5ヵ月連続で下落。一方、愛知県は1,516万円(同1.4%下落)と2ヵ月ぶりに下落し、一段と価格水準を下げている。


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